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自分の意志で行動しているというのは勘違い?準備電位と自由意志決定を覆す

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ふと気になって、運命はあるのか。

 そんな疑問をグーグル先生で調べた。

 

気になる事はグーグルで、というより最近は暇つぶしにグーグルで気になる事を探すという逆転をしている。

 

 

さて、運命はあるのか。等とキーワードを入れたところで正解など出てこない。

 

それは正解が誰にもわからないからだ。

 

時にオカルトチックだったり、宗教じみたたり、哲学にいったり、量子力学に行ったりと様々な見識者の話題は絶えない。

 

そんな中見つけたのは脳波の準備電位についての話だ。

 

 

 準備電位で人は行動が決まっている

知っている人は知っているだろうし、興味のない人には当然興味もない。

 

これは簡単に言えば、人間の行動は脳の司令で動かす訳だが(これを自分の意思とする)その司令より前に既にその行動をすると脳があたかも知っているかのように準備している。

 

と言った話だ。

 

これを準備電位と言い、脳波で証明されている。

 

さて、これが何か?という話だが

 

この準備電位が承認される事によって、では人間に意思は無く、私達は脳波に動かされ、あらかじめ決められた行動を起こすように仕向けられた上で

 

それをまるで自分の意志で行動したように思わされているのではないか?

 

と言った議論に発展するわけだ。

 

 

中には自分の脳波なのだから、結局それも含めて自由意志と言う言い方もあるようだし、その準備電位の指示を拒否できてこそ自由意志だと言う人もいる。

 

 でもやはり自分の意志で決めていると思う理由

 

だが、どうだろう?

 

身体の指示系統にはタイムラグがあるのはご存知のとおりだ。

 

例えば足の痛み、ぶつかり、その信号が脳に行き、痛いと指示を出し、足が痛くなる。

 

コンマの世界だが、この往復のタイムラグは大きい。

 

つまりこのタイムラグを利用した解釈を1つ。

色々甘いだろうが、好きに書かせてもらうとする。

 

さて、行動を起こそうとする前に発される準備電位。その準備電位より前に自由意志が決定されていたとしたら?

 

流れはこうだ。

 

「本当の自由意志決定」→準備電位→自由意志決定→指示→行動

 

書きづらいが、自由意志は連続し続けているとすれば。

脳波として準備電位が観測されるより前に本来は自由意志決定がなされているにも関わらず、準備電位の方が先に観測されてしまっている。

 

速度のちがい、タイムラグだったとしたら。

 

つまり先に自由意志決定はされているが、準備電位のほうが先に観測されてしまい、その後自由意志決定の脳波が観測されているだけではないだろうか。

 

 

だとすればやはり、私達は私達の意志で生きており、定められた準備電位と言う名の運命に従っている訳ではないと。

 

 

だがその場合、人は何の為にそんな自由意志を決定したいのかと言う論点にも行けそうだ。

 

生物の存在意義である種の保存を考えるならやはり準備電位が先とも言えるかもしれない。