高卒君の前を向くブログ

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高すぎる利息は払わなくていいのか?

 

悩みの多いキャッシング、どうしたらうまく使いこなせるでしょう?

 

 

高すぎる利息は払わなくていい

 

利息が高いと言われる消費者金融であっても、今の日本で合法的に商売をする以上は年利20%以上の利息を取ることはできません

 

しかも、10万円以上100万円未満の貸付であれば18%.が上限です。

 

 

大手消費者金融の「最高利率」は、18%であることが多いのですが、これは利息制限法という法律で利率の上限が決められているためです。

 

最近はずいぶんと少なくなりましたが、法律事務所などが「過払い金請求をしよう」と大々的にキャンペーンを繰り広げていました。

 

このキャンペーンは、利息制限法が今よりもっとあいまいだった時代に年利30%近くの高い金利で貸付をしていたことが原因です。

 

裁判で年利18%以上の金利は違法だという判決が出てしまったため、今まで30%近くの金利で借りていた人が一斉に消費者金融に対して返還請求を始めたのです。

 

それまでは利息制限法など事実上守られていなかったのに、いきなり守れと言われた上に高すぎる利息は返せと言われたのですから消費者金融は大損害です。

 

大手のほとんどは銀行傘下に入ることで難を逃れましたが、昔からイメージの悪い大手は引き取り手がなかったのか銀行系列にはならず、倒産したり債務整理の対象になりました。

中小の多くは廃業を余儀なくされ、昔ながらの「街金」の多くは姿を消したのです。

良くも悪くも消費者金融という業界の「大掃除」がされ、イメージだけはクリーンな大手が生き残っているのが現在の消費者金融業界です。

 

 

現在の利息制限法では、

 

・10万円未満なら年利20%

・10万以上100万未満なら年利18%

・100万以上であれば年利15%

と上限がしっかり決まっています。

 

消費者金融が順守すべき貸金業法という法律でも、これ以上の利息を取ることを禁止されており「年会費」などの名目で借手から事実上の利息を取ることも禁止されています。

高すぎる利息は支払う必要がないというのが現在の消費者金融です。

案外知らない人も多いでしょうが、一つの知識として覚えておくといいでしょう。

 

繰り上げ返済が大事な理由

 

キャッシングはお金に困った時に非常に役に立つ融資の手段です。

一度契約しておけば、自分の必要な際にいつでも借りることができます。

その反面、この便利さは貸し手側からするとリスクが高いことを意味しており、利率は高いことが普通です。

 

消費者金融のカードローンのように返済も自由自在にできるキャッシングであれば、資金的な余裕があった際には少しの金額でも繰上返済をすることで利息負担額を減らすことができます。

クレジットカードのキャッシングも同様で、手続上の期日により可能かどうか決まりますが、カード会社に振込をすることで最低限の利息負担額にすることができます。

 

このように、繰上返済をすることで利息支払額が少なくなるのは大きな利点です。

しかし、利点はこれだけではありません。

繰上返済をすることで借金の額が減少し、完済までの期間を早くすることができます。

 

お金を借りていることは1つのリスクです。

 

給料などが少なくなったり、倒産や解雇で給料自体なくなってしまった場合も返済義務が免除されるわけではないのです。

消費者金融などの審査は、申込時の給料を継続的にもらい続けることを前提しています。

前提が崩れたら、返済ができなくなる可能性があるのです。

 

繰上返済のメリットとして、利息支払額の減少を挙げる人が多いようですが、実際に一番大きなメリットは借金を抱えているリスクを少しでも減らすことができる点なのです。

 

法律事務所などに債務整理を依頼する人の中には、契約した際は余裕で返済することができたにもかかわらず、返済中にリストラに合ってしまい返済が続けられなくなってしまった人もいます。

給料が減っただけであれば、返済猶予や条件変更で対応できますが、リストラされたらお金が無くなりますから手の施しようがないのです。

 

また、消費者金融のカードローンは、万が一の際に借りることができる点が大きなメリットでもあります。

しかし融資残高が少ないと、いざという時に役に立ちません。

このようなことをなくすためにも繰上返済は必要なのです。

 

上手なキャッシング

利息を考える

キャッシングは消費者金融であれ、クレジットカードのキャッシングサービスであれ、金利が高いです。

このような高利の借金はできるだけ早期に返済することが一番です。

 

要するに、少しでも利息の支払額を少なくすることが一番なのです。

 

大手の消費者金融や銀行では、30日間の無利息キャンペーンを実施していることがあります。

 

返済期間をどの程度にされるかで話は変わりますが、1年で均等額ずつ返済しようとした場合、単純計算で6分の1程度の利息が軽減されます。

 

年利18%が15%になると考えていただければ間違いないでしょう。

 

また、利息の計算は日割計算なので、1日でも遅く借りて1日でも早く返済することが大切です。

キャッシングの理由として、クレジットカードの決済代金が足らないことを挙げる人が多いようですが、決済日に借りて銀行口座に入金すればいいわけです。

 

最近は指定口座に振込の形でキャッシングをしてくれる消費者金融も増加していますから便利です。

 

締め日を考える

更に応用編として、クレジットカードの締め日と組み合わせる方法が考えられます。

 

クレジットカードで買い物をする際は、締め日の翌日に買い物をすれば支払日までの期間を最大限に延ばすことができます。

 

更に30日間の無利息期間を利用することで更に負担額が少なくなります。

 

ボーナスなどが出たら極力繰上返済することも大切です。

 

また、給料日に振り込まれたお金ですぐに引落されなければ、全額繰上返済するのも一つの方法です。

クレジットカードの決済日に入金すればいいのですが、振込の方法で融資をしてくれる消費者金融であれば手間が省けるでしょう。

 

最後に一番大切なことですが、キャッシングしたお金は返済の義務があります。

必要なければ借りないことが一番大切なのです。

そのためには、お金がなければ買い物をしないことと、どうしても必要であれば必要最低限の支出で納めることができるようにする事です。

 

お金はないけどキャッシングすれは大丈夫だと考えないことが一番大切なのです。