人生を楽しくするのは意外な方法だった
こんにちは、高卒君です。
私こう見えても小さい頃から宗教家の元で育てられたせいか、常に人生の意味とか、生まれた意味とか、命とは何かとか、そんな哲学的な事を考えて生きていました。
中学生ぐらいの頃からずっと自問自答を繰り返し、その都度「これが正解か!!」なんて思うのですが、やはりその答えも数年後にはやっぱり違うとなったり。
結局正解なんて個々の価値観が違うので見つかるものでもないのですが。
ただ、今回は私が経験した結果を踏まえて
人生を楽しく過ごすには意外とアレが必要だったという事をお伝えできればと思います。
人生が楽しいと感じるのに必要なもの
まず私が見つけてしまった答えから先にお話ししようと思いますが。
ずばりその答えは、リアルの人間関係だったという事。
うわ!と思った方も意外に多いのではないでしょうか?
私もこんな記事を書いてるくらいですから
人間関係など全く重きを置いていない人間です。
ここまでネットワークの発達した時代に、そもそも家の外に出ることすらばかばかしいとも思ってしまう人間です。
それでも結果、やはり人生が楽しいと、そんな風に思えるようになる為には
リアルな人間関係がある程度必要だったというお話をしていこうかと思います。
私は人との関係をすぐリセットしたくなる
私が小学生ぐらいの時、それはそれはもう活発な少年でした。
常に友達に囲まれ、悪さもしたし、遊びも沢山しました。
その頃はまだSNSも動画配信も、パソコンも発達していなかったからというのが大きかったからかもしれません。
それでも中学、高校と、それなりに人と関わりたくないとか、俺は周りの馬鹿とは違うとか、そんなしょうもないことを考えてスカしていた時期もあります。
社会人になってくだらない人間関係でも笑ったり、話を合わせたり、飲み会に行ったり、たまには会社の人たちで仲良く遊びに行ったりと。
時にうざく、時に楽しいそんな人間関係も経験しました。
それが一度壊れ、いつからか社会の底辺といわれる環境に身をやつしていた内に私は人との関わりを断つようになっていきました。
自分のような人間は誰も興味がないと思っていたし、皆もきっと人との関りなど上っ面に決まっていると考えていたからです。
ネットでの関係のように、気に入らなかったら直ぐに切る。
むしろ向こうに関係を絶たれるぐらいならこっちから、みたいな気持ちもあったかもしれません。
そんな人生を送っているうちに、私は少しでも関係が深くなるとすぐに全てを無かったことにしたくなる癖のようなものが出来上がっていたのです。
有意義な時間?
私は思っていました。
こんないつ切れるともわからない人間たちに自分の貴重な数秒、数分を使うのならもっと有効な時間の使い方がある、と。
例えば飲み会の数時間の間に記事が何本書けるか。
例えばゴルフに付き合っている時間で小説の物語を進められる、投資に時間を費やせる。
外部の依頼を受けてクラウドソージングが出来る。
YouTubeの動画があげられる、編集ができる。
意味のない人間関係に費やす時間があるなら、その時間で金を増やすような努力がどれだけできるのか!?
と。
でも実際、どれだけの金が生み出せたのか?どれだけ結果が出せたのか?
自分にそう問いかけたら、別に大したことしてないじゃないかと。
しかもみんなが楽しくやっている間、孤独に、そんな作業をひたすらにして、大した成果も出ず、その時間は本当に楽しいかったのかと。
答えは否でした。
孤独に頑張って成果を出したい私は、正直強がっていたんだなと気づきました。
上手くいく人はみんなリアルな人間関係を持っている
それで思い返したんです。
上手くいっている人、成功している人。
そのほとんどがみんな何かしらの仲間と楽しくやっているという事実に。
例えばホリエモンもそう。
色々な人と対談したり、共同で何かをしている。
芸能界も仲間内で必ず仲良くやっている。
一見人と関わら無いように見えるネットの世界、YouTubeだって結局は誰かしらと協力したり、コラボしたり。
そういう人が成功していく。
ブロガーも、ノマドワーカーも。
サークルがあって、話せる相手がいて、助けてくれる仲間がいて、それで成功していく。
RPGだってパーティを組む。
ワンピースだって仲間がいる。
ここまで頑張って生きてきて、これだけ人と関わらずにすべてが完結する環境が整っているはずの時代なのに。
結局、成功するには楽しくやれることが必要で。
それにはリアルな人間関係が必要だったことに、今やっと気付かされた訳です。
楽しいという感情は意外と
これまた思い返してみると、気づくんです。
人間関係って時にすごく面倒だし、時間を縛るけど、誰かと話していた時ってたとえ多少相手に合わせていたとしてもなんだかんだ楽しかったなって。
くだらない事で笑ったり、意見を言い合ったり、それでもひたすらに黙々と一人で作業している時よりよっぽど楽しい。
それで飯を食っていくための資金が稼げないからみんな必死で作業するのだけど、結局楽しみだけを突き詰めたら誰かと関わるって言うのはやっぱりすごく自分の人生に楽しさを生む唯一のエッセンスなのだと今なら分かるんです。
最後に
ただ、無理に気が合わない人と付き合う必要はないと思うし、そこまで必死になって友達を探す必要はないと思う。
だけど極端に人との関わりをシャットアウトしたり、すかしたり、諦めたりすることは、自分の人生をすごく暗く、味気ないものにしてしまうのは確かだと思うのです。
私はもう30を越えているのに友達の一人もいないんです(笑)
これって恐ろしい事ですよ。
こんなやつ他にいるの?って思うぐらい焦る。
それも自分の全て関係リセットの癖が導いた自分の結果なのだけれど。
今後もやっぱり飲み会は面倒だからあまり行きたくないし、ゴルフも別にやりたくないし、何かのオフ会も特に行く予定も特にないのですが。
やっぱりリアルの人間関係が無いときっと人生上手くいかない気がします。
でもこれからはあまり卑屈にならず、もし何かのチャンスがあれば少しでも掴んでいく積極性も持ってみようかと思うのです。
とにかくここで伝えたいことは、リアルの人間関係は
どんな時代になろうとも、絶対に必要だと確信したという話です。
友達、仲間。
皆がみんな上っ面なのではなく、自分が上っ面な態度だから相手もそうなるのであって、自分が全てをさらけ出したら、相手もそうなって、自分の人生はきっと色を取り戻すと思う、そんな話でした。
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