持ち家か賃貸か？得なのは賃貸だ！
どうも、コウソツクンです。
このブログはまあ、墓まで持っていくようなつもりで思ったことを綴る所でありたいと思って始めた訳ですが。
さて、三十路も超えてきますとね。
周りがだんだん引っ越して行くわけです。
若い頃なら、むしろ独神(敢えて)なら気になることも無かった他人の引っ越し。
この他人の引っ越しの問題点は、相手も大体同じ年であるという所で。
まぁ直球で言うと、周りの人がどんどんマイホームを買って引っ越して行くわけですよ！
まぁ、みんな何れ買うならそろそろ買わないとローンがっ！って言う年頃だからなんですけどね。
所謂後発組で、焦燥から決意を決めるパターンです。
家を買う理由
本当に考えてる人なら、人生設計的には20代半ばで買うべきものですが。
死んだら無効になるローン保険等をかけて皆さん買うのです。
あんまり歳いくと通らないですし。30代のうちにはと。
そんな訳で私も焦りがあるのです。
何故ならばやはり世間体があるから。
子供がいるとやはり気になる世間体。
だってこの世間体1つで子供がいじめられたり、心の成長すら歪ませる大きな問題になり兼ねないからです。
あの家は賃貸なんだねぇ。と、多少なりの後ろ指を覚悟しなければならない。
今後買う人も減るでしょうが、この世間体文化が蔓延る限りこれからも脈々と受け継がれるマイホーム文化。
そして無理して借金を背負い買ったマイホーム組は、幸せの対価として背負った不幸を当然ながら周りにも共有したがる筈です。
皆自分だけが不幸なんて嫌です。
みんなで不幸を分かり合いたいのが凡夫というものです。
それでも家は必要か
と、そこまで分かってはいるのですが。
やはり踏み込めない。
家が今後ゴミになるのは明白な気がする。
高齢化、少子化。
今まで幾千も建ててきた家達。
一軒家も、賃貸も、人が減れば余る余る。
年数が経てばゴミ同然。
値段は下がる一方。
短絡的に見ればまだ家賃収入で稼げるかも知れませんが、不動産投資としては下火も下火。
東京オリンピックまでは高いが、その後は不動産価値が下がるとの話もある。
同じ家賃を払うなら買った方が。
それはそうかもしれません。
家賃5万なら残り30年で2000万程度の出費。
マイホームを30年なら途中リフォーム込で3500万。
いつでも引越し可、壊れたら無料で交換の賃貸か。
世間での安心と優越感のマイホームか。
その差1500万！
やっぱり買えねぇ！！
どんな買い方なら得になる？
10年のスパンで先ず考えてみる。
・仮に700万程度のマイホームを10年使い捨て。
これなら賃貸5万の10年と同等になりそう。
・500万の別荘10年使い捨て。
これもほぼ同等だが、むしろリフォームに金がかかりマイナスの可能性。
そうなるとやはりマイホームを買うなら20年は住む予定でなければならない。
その間にリフォームは必須。
そう考えると賃貸より完全に得をするには、
500万程度の家で20年持たせなければならない。
500万のクオリティでそんなのは有り得ない。
では逆に2500万のクオリティで賃貸より得をするには？
賃貸
・5万×70年=4500万(更新料等含む)
・5万×50年＝3300万(更新料等含む)
・5万×30年＝2200万(更新料等含む)
マイホーム
・2500万+70年中のリフォーム=3900万
・2500万+50年中のリフォーム=3500万
・2500万+30年中のリフォーム=3100万
家賃5万の家に賃貸で住んでいると仮定した場合
2500万の家を買ったとき
得になるのは
50年経過した時に初めてマイホームが家賃を下回ることになる。
寿命を80まで生きると仮定し、リフォーム代も最低限。
実質30歳で家を買えばギリギリ賃貸より得となる計算だ。
つまる所死んでチャラにするしかないヤクザ理論ともいえる。
それまで精々利息頂きます商法。
結局の所マイホームとしては
こんな簡単な商法に乗るのは、正直世間体と言うものが大きいのではないか。
知らない誰かの他人の目に数千万をお支払いしていると言っても過言ではない。
そりゃ許せるわけがない。
マイホームを勧める筈である。
賃貸を非難する筈である。
という事はここで1つ。
答えは出てしまっている。
得なのは賃貸だと言う事を、誰もが認めていると仮定できる。
少し無理やり感があったかもしれない。
ただ私は30代なので、どうやっても最大50年スパンで考えるしかない。
そうするとやはり2000万程度で家、土地が買えればまあそこそこ得にはなるとも思っている。
田舎の別荘地は500万程度で買えるので、本当はリタイア後に一括でそんなのを買えるのが一番いい気もする。
